ダニ退治!ダニ刺され!【総まとめ】処置の薬と予防法
私はかなりのダニアレルギー体質です。
自分の中に「ダニセンサー」があるがごとく
ダニがいるところ、
ダニが付いている人に敏感に反応します。
ちなみに・・・
ダニにもいろいろな種類があります。
この動画は、成虫で1~8ミリになる
マダニの処置の様子ですが、
私は、マダニに刺されたことはありません。
私が敏感に感じるダニは、
布団や衣類に絡み込んでいる0.5ミリほどの
小さなイエダニの方です。
イエダニは、マダニと異なり吸血性はありません。
アレルギー性疾患を発生させるダニです。
鼻がむずむず、くしゃみの連発、大量の鼻水・・・
そのうち頭もぼーっとなってきて
鼻のかゆみを通り越し痛みを感じてきます。
疲れている時は免疫が下がるからなのか
更に敏感に反応します。
以下、イエダニとマダニに分けて解説いたします。
イエダニが原因の主な病気
アトピー性皮膚炎
気管支喘息
アレルギー性鼻炎
虫刺症
皮膚炎、感染症
悲しい事にダニは各家庭に多かれ少なかれ「必ず」います。
またイエダニが増える条件とは・・・
②湿度が60%~75%ほどが一番活発に活動します。
この湿度とはダニが住処している場所の湿度です。
(布団の中やカーペットの中)
とまさに今、アレルゲンが増えている最中なのです。
晴れた日を見計らって換気、除湿、室内の掃除
ダニ対策はまさに掃除が基本なのです。
ダニ対策は年末と梅雨明け後に大掃除をするのが基本
梅雨明けに大掃除をすることで、
その年のダニの増殖のピークを抑えることができます。
「大掃除までするのはちょっと大変・・・」
と言うのが本音ですが、
やるかやらないかで重症のアトピーの人も
2カ月で改善なんてこともあります。
【家電】
エアコン にもダニがつきます。
掃除する事で5~10%の電気代の節約にもなります。
エアコンのフィルターは
「自分で洗えるもの」と
「交換するもの」
の2種類ついています。
交換フィルターは年に1度の交換が望ましく、
空気がすがすがしくなります。
掃除機・・・掃除機内のゴミ、
フィルターをこまめに清掃する。
冷蔵庫、照明器具、テレビ、パソコンなど
家電はほこりを吸い寄せます。
掃除する事でダニ対策と電気代節約にもつながります。
日々の掃除を心がけるだけで、
2週間で喘息の発作が減るなどの効果も期待できます。
【寝具】
布団はこまめに欲し、掃除機(週1)をかける。
布団は2~3年に1度打ちなおす。
高密度繊維の布団に買い替える。
ベットマットもこまめに掃除機をかける。
【寝室】
カーペット、畳は除去、フローリングに。
家具は少なめにする。
カーテンは2週間に1度洗濯。
押入れの掃除と換気。
【掃除・洗濯】
年に2回の大掃除(梅雨明け・年末)
日頃の掃除も徹底。
衣類の洗濯、乾燥、虫干し。
ソファ、いすのクッションは合成繊維に。
押し入れに使わない衣類は入れない。
【ペット】
動物は外で飼う。
ブラッシング、シャンプーなど手入れはこまめにする。
【その他】
室内に観葉植物は置かない。
ぬいぐるみは置かない or 置くなら丸洗いできるものにする。
「かゆくてどうしようもないっ!」と思ったら
ダニが大繁殖している証拠でしょう。
思い切ってバルサン「くん煙殺虫剤」を焚いて
徹底的に「掃除」し室内に湿度を溜めない
適度な湿度を保ちましょう。
子供の場合はダニにかまれて掻いているうちに
とびひすることもあるので気をつけてください。
ダニのかゆみ止め効く薬 yahoo知恵袋しらべ
1位は ムヒアルファex でした。
2位 オイラックス軟膏
3位 ムヒアルファS
また、著者は猫におしっこをかけられて
敷き布団を自宅で丸洗いした事があります。
寝ていて痒いなら今年の夏は「敷き布団丸洗い」に
チャレンジするのも良いでしょう。
敷布団を自宅で洗濯する!お風呂を使う時のポイントは!?
着ない衣類は捨てる、
長期収納する布団や衣類は乾燥剤と一緒に密封、
年末と梅雨明け後に大掃除をするのが基本。
レイコップ 布団専用ダニクリーナー
・・レイコップはテレビ通販がきっかけで、爆発的に売れているそうですね。紫外線が出て殺菌する効果もあるようですが、サ~~~ッと、布団にあてただけで、殺菌の効果は期待できるんでしょうか? と、その部分に関しては個人的にはちょっと不安を感じております (~_~;)
マダニ(要注意)
ニュースで聞くようになった「マダニ」・・・
冒頭の動画で紹介した種類のダニですが、
マダニに刺されたら命にかかわります。
キャンプや農作業、アウトドアでは要注意の害虫なのです。
マダニ特徴
マダニは体長は1~8mmと大きく肉眼で見ることが出来きます。
時期・・・3~4月から10~11月ぐらい
冬季も活動する種類がいます。
生息地・・・山や公園、河川敷、草地、庭など。
マダニ予防法
①付着させない
長袖を着用「皮膚の露出を防ぐ」
明るい服を着て「付着したことがわかりやすくする」
マダニが嫌がる「ディートを有効成分とした虫よけ剤」
を活用しましょう。
②外出から戻ったら玄関に入る前に「付着していないかの確認」
洋服をたたいて払ったり、ガムテープ等で取るなど
もしマダニに刺されたら?
マダニに刺咬されると、皮膚が発赤し腫れて
炎症を起こすことがありますが
「かゆみを伴わない」ことが多く気付かないことも・・・・。
直後は症状は無くても6時間後くらいから
皮膚が赤く腫れ2日目あたりにピークとなります。
肌について「吸血している真っ最中のマダニ」を見つけたら
「皮膚から無理に取ってはいけません」
つまんではがそうとした際
マダニの体内の病原体を逆流させてしまう恐れと
ダニの口や頭が皮膚に残って炎症を起こすことがあります。
マダニは感染症のリスクがある害虫です。
殺さずに医療機関で適切な処置を行ってください。
マダニが媒介する感染症と症状
マダニに刺されると・・・
日本紅斑熱
ライム病などの感染症、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
を発症する場合があります。
SFTSを発症した場合6日~2週間程度で
38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下。
致死率は6~30%と報告されています。
治療法として有効な薬剤やワクチンは現状ありません。
子供、アトピーやぜんそく花粉症の持病を持っている場合は
症状が強くでることがあるので要注意です。
「予防に勝る対策なし」・・・部屋を清潔に保つ習慣づけが大切