子供の虫さされ対策と【とびひ】の対処法!
子どもが虫に刺されると、大人の場合以上に腫れたり強いかゆみが出たりすることがあります。
また、刺す虫はだいたい人間の体温の高さや二酸化炭素の強さにひかれてやってくるので
子供は、大人より体温が高く、汗をかきやすいので
「虫に狙われやすい」傾向にあるようです。
大人でも刺されると強烈なかゆみや痛みを伴う害虫もいますので十分注意してあげる必要があります。
とびひは患部を保護して早めに病院へ
とびひとは・・・
虫刺されや、あせもをかきつぶしてできた傷が細菌に感染し、水疱のようになるものです。
強いかゆみで、これをかき壊すと水疱がつぶれ、菌が全身に広がることから「とびひ」と呼ばれます。
実は著者はとびひになった事があります。
いつ何の虫に刺されたのか分かりませんが、小さい1個の虫さされなのにすっごい痒くて適当に虫さされの薬を塗っても気休め。
そのうちかゆみは収まるのですが、疲れている時そのカユミは復活し掻きむしっているうちに
「おや?なんか水ふくれが・・・?」と
とびひしていました。
厳密に言うと、放置していたのが悪いのですが完治するのに数年かかり、未だうっすら痕が残っています。
よって、鼻をいじった指で、虫に刺されたところをいじらないようにすることが肝心です。
とびひになった場合・・・
他の部分にも移らないようにすることが必要。
ガーゼなどで患部を保護してなるべく早く病院に行きましょう。
痒い部分を掻けなくするためのパッチも販売されていますが、とびひの場合、ジュクジュクがかえってひどくなることがあります。
そのため、ガーゼなどで掻けなくする方法をとるべきです。
子どもがかゆみを訴える場合
【水や氷、保冷剤】などで冷やしてあげるとかゆみがやわらぎます!
毒性の強い虫に刺された場合
大人でも苦しむ「ブヨ」や「ムカデ」など毒の強い虫に刺された場合はとにかく早めに病院で受診させることが重要です。
ブヨに刺されると(ブヨ刺咬症、ブヨ刺症)と呼ばれる立派な?治療科目だそうです。
ブヨ対策については、以前まとめてみました!
ブユ(ブヨ)に刺されるとどうなる?治療と対策は?
ブヨに刺されると、大人でも・・・
「カユさから激しい痛み」
「リンパ管炎やリンパ節炎を併発し、歩行困難になる」
「熱が出る(1~2週間)」
「リンパ管炎やリンパ節炎を併発したり呼吸困難などで重篤状態に陥る」
・・・なんて事も。
アレルギー症の人は特に注意が必要で最悪では数ヶ月の治療が必要という例もあります。
虫刺されは最初が肝心です。
はじめはステロイド入りの強めの薬でかゆみを早くやわらげよく医療機関と相談し2~3日してから弱い薬に切り替えるなどしましょう。
虫に刺されない対処法は?
蚊のお好みは・・・
体温が高い方が好き
暗い色の方が好き(黒→青→赤→褐→緑→黄→白)
(色白の子より色黒の子が好き)
汗っかきの乳酸がたくさん出ている子が好き
以上の条件だと
夏場は日焼けさせずに、明るい色の服で涼しげに「避暑地のお嬢様」のように過ごさせれば蚊に狙われにくいのですが
・・・それでは子供が夏のイベントが楽しめませんね;
そうなるとなるべく蚊に狙われない対策を取るのが得策です。
②黒っぽい服は避ける
③蚊の活動時間(朝夕)の外出を避ける
(薄暗い時間は蚊が活発に活動します)
④汗をかかない工夫とすぐ拭いてあげる
(日陰を通る、ベビーカーは日除けの幌をする、汗は
こまめに拭いてあげる)
⑤肌が露出する部分には虫よけ剤を塗る
(塗り残しに注意、まんべんなく塗りましょう)
⑥外出の直前に塗り、時間がたったら塗り直す
(外出の直前、外出先にも携帯し、時間がたったら
塗り直すようにしましょう)
⑦日やけ止めと併用は先に虫よけ
(夏は紫外線防止も大切、虫よけ剤をムラなく塗り
乾いてから日やけ止めを重ねましょう)
子供の虫よけは安全?
ディートを含む製品は、乳幼児や小児への使用の目安が定められています、注意書きをよく読んで使用しましょう。
6ヵ月~2才未満は1日1回
2才~12才未満は1日1~3回
・・・となっています。
顔には使用しない
虫よけ薬を顔に使用する場合は「目、鼻、口」に入らないように「親の手にとってから」子どもに塗りましょう。
ポイントは「肌に擦り込まない」ようにすることです「洋服にスプレーしておく」のも効果的です。
最近は服に貼るタイプやテイッシュで塗るタイプの虫よけもあります。
手作り虫よけをつくる
天然成分であるハッカ油なら赤ちゃんにつけても安全安心、虫よけとしての効果もかなり高いのでオススメします。
ハッカ油虫よけレシピ(100mlのハッカ油スプレー)
・無水エタノール … 10ml
・水 … 90ml
ハッカ油も無水エタノールも薬局で売っています。
ハッカ油各種
肌につける場合はハッカ油5滴ぐらいでも良いです。エタノールは消毒用でかまいませんが、肌荒れが心配な場合無水エタノールを使った方が良いです。
蚊以外にも蜂、アブにも効果があります。ただし市販の虫よけよりも多い頻度でまめに塗りなおす事をお勧めします。謎の虫さされ、強いかゆみがあるようなら躊躇せずお医者さんに行きましょう。
子供の虫刺されは、その後の対処に注意する