蚊の対策!蚊に刺されやすい人の予防法【総まとめ】
真夏の夜、ウトウトした時に聞こえるフッと
「プゥ~~ン」という嫌な音
蚊の登場でとたんにイラッとしながら蚊と戦う人も多いのではないでしょうか?
本日は、一度は真剣に考えておくべき
「蚊」についての知識 です。
蚊に刺されやすい人とは?
なんとなく「そうではないか?」と思えていた人はあたりです!
下記のタイプは、実際、蚊に刺されやすいのだそうです。
体温が高い(34~37℃)・・・より高い方に行く
肥満・・・皮脂をめがける
二酸化炭素(CO2)・・・吐く息にCO2が増えて格好の標的に
蚊の「理想のタイプ」は・・・
「体温が高く、新陳代謝が激しい人、体臭の強い人」です。
また
黒い服を着ていると刺されやすい
(蚊は濃い色に寄りつくため)
腕より足に引かれる傾向があるということです。
こうならべると「暑苦しい人」という事になりそうですが子供も体温は高いですから標的になりやすいのも事実です。
蚊の種類と出やすい時期と場所は?
時期:「春から秋までの暑い季節」に活動します。
ただ、チカイエカは寒さにも強くほぼ1年中活動します。
気温:15℃以上→ 吸血
25~30℃まで上昇→ さらに吸血活動が活発化
時間:アカイエカは夕方から夜
ヒトスジシマカ(通称:ヤブ蚊)は昼~夕方
場所:「水のあるところ」
木陰や暗い場所、風通しが悪い場所です。
草むらやヤブ、水がたまりやすい場所
自転車置き場、ベランダ
自転車や車の「雨よけシート」の溜まり水
古タイヤ、植木鉢の受け皿、排水溝や雨水枡
変わった所では家畜小屋やお墓など
・・・小さな水溜りがあればボウフラはわき蚊が発生します。
そういえば夏の蚊は動きが俊敏な気がします。
蚊の寿命は1~2カ月
刺すのはメスだけで出産のための栄養源として血を吸うのだとか。
夏の初めに刺された後またしばらくして刺された場合・・・
・・・もしかしたら親子のケースかもしれません;
【対策1】蚊を発生させない
憎い蚊に刺されたくないならボウフラ退治から始めるのが得策です。
水場をなくす
10円玉でやっつける・・・ボウフラがたまるところに銅
(10円玉や銅線などでもOK)を入れておくだけ。
銅イオンの毒性がボウフラに作用して死滅させます。
薬剤を散布する
メダカやカダヤシなどの小型魚類を放す(環境にも優しい)
【対策2】蚊にさされないようにする
刺されやすい人の特徴(匂いや息)を解消する意外の解決法
黒い服を着ない
扇風機・・・自分に風を当てて蚊を吹き飛ばす
虫よけ剤の利用(ディートなどの化学物質を主成分とする虫よけ剤)
※ディート=蚊の感覚を麻痺させ、人の二酸化炭素や体温を感知できなくさせる薬剤。
ただし人によってはアレルギーや肌荒れも。
乳幼児に対し使用する場合は手のひら、顔(特に目、口)を避けるのがベター。
デジタル蚊取り線香を利用する
パソコンの内蔵スピーカーから蚊が嫌う音を発生させる無料のソフトウェアです。「デジタル蚊取り線香」
蚊帳をはる
蚊帳をはっても効果がないという人も多いようですが、実は、蚊帳の穴から入るより、人が出入りする瞬間をねらって入ってくるケースの方が多いのだとか・・・
よって、蚊帳は本来的には効果があるようです。
蚊取りボトル・・・蚊による伝染病が深刻な東南アジアでの必殺技
【作り方】ペットボトル(1.5〜2.0リットル用)
ブラウンシュガー 50g(砂糖でOK)
イースト 1g(ドライイーストでOK)
この3つを混ぜることで二酸化炭素が発生し蚊をおびき寄せボトル内で死んでしまうという仕組みです。
この蚊取りボトルの普及により、フィリピンでのデング熱感染例は前年同月比55%も減少し、致死率も前年同月比38%減少しました。
素晴らしい発明品だと思います!
ただ、効果はありそうですが、日本では気温が液体を発酵させ蚊が好む匂いを発生させるまでには至らないことが多いそうです。
また、交換が怖いきもします。(~_~;)
アロマで虫よけスプレー
シトロネラ ユーカリシトリオドラ(レモンユーカリ)
ゼラニウム レモングラス
どれか一つでもブレンドしてもOKです。
【作り方】
キャリアオイル5mlにエッセンシャルオイル(精油)
10滴を加え、よく混ぜ合わせます。
スプレー付き遮光瓶に移した後、
水45ml(水道水でOK)を加えます。
キャリアオイルはホホバがお勧め
(品質が安定していて、比較的粘性の低い)
またオイルの代わりに無水エタノールだとエッセンシャルオイル(精油)と水を完全に混ぜ合わせることができます。
使用前に毎回良く振ってからお使いください。 香りが揮発しやすいので、まめにスプレーしなおす必要があります
それでも蚊に刺された時のおすすめの市販薬は?
やられてしまったら後はなんとかかゆみをなるべく感じずやり過ごしたい・・・薬剤師さん100人に聞きました。
「本当に効く虫さされの市販薬」は? というと
・・・だそうです。
とりあえずは・・・掻かずにすぐ市販の薬を塗る。
で、かき壊す事なく虫さされ痕も残さず治したいのが願いですが
どうしても我慢できないときは・・・?
保冷剤など「冷たいものを握る」
脳は「かゆさ」よりも「冷たさ」のシゲキを優先しかゆさを忘れられます。
掻きむしった皮ふ炎も子様のプールの時期と重なる季節ですから悪化の原因ともなりかねません。
想像以上に、蚊は体臭にひきつけられる