Temuで買ってみた!ブログで公開【140品】失敗談

こちらでは、激安通販サイト「Temu(テム)」で約140商品を購入したものの、そのクオリティーの低さに、殆どの商品を返品いた、私の経験談や、購入する際の注意点をお伝えいたします。

TEMU(テム)で何らかの商品を購入する予定の方は、購入する前にぜひ今回の記事をお読みください。また、TEMU(テム)を仕入れ先にして「転売を考えている人」も参考にしてください。


 
~~目次~~~~~~~~~~~~~~~
①TEMU(テム)の評判や不安な点
商品ページと実際に届いた商品の比較写真
③購入する際の注意点
④返品の際の注意点と裏情報
⑤Temu(テム)の長所と短所

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・・・これらを中心にお送りいたします。
 

①TEMU(テム)の評判や不安な点

通販サイト「Temu(テム)」とは?

Temu(テム、ティームー)』は、中国の通販サイト『拼多多(ピンドゥオドゥオ)』を運営するPDDホールディングスが、2022年9月より、海外向けの通販事業を始めたものです。日本では2023年7月からのスタートになります。

Temuの名前の由来は「Team Up Price Down」から来ているとのこと。「ユーザー(利用者)、セラー(販売者)、メーカーの3者からなるコミュニティーが一緒になって(Team Up)、これまでになかった低価格を実現する(Price Down)」という意味からきています。

中国本土では、同じPDDホールディングスが運営する姉妹アプリの「拼多多」が利用されており、TEMU(テム)は海外向けとして、アメリカや日本をはじめとする、中国以外の地域で利用されています。

つまり、中国企業のPDDホールディングスによって・・

●中国本土での展開は「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」
●中国以外での展開は「TEMU(テム)」

・・・という名称で事業展開しているということです。しかし、TEMU(テム)の本社所在地は「アイルランド」になっています。

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名称:Temu(テム、ティームー)
実質的運営会社:PDDホールディングス/中国
運営会社名:WHALECO TECHNOLOGY LIMITED
本社所在地:アイルランド
サービス開始日:アメリカ:2022年9月、日本:2023年7月
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TEMU(テム)の特徴は?

①なんでも「激安」という点
その衝撃は「初めて100円ショップの存在を発見したときのような印象」とコメントしていた人がいますが、まさにその感覚です。定価の8割引きや9割引きはあたりまえ!といった感じで、メルカリの転売ヤーもタイムセールを利用してTEMU(テム)から商品を仕入れることも多いそうです。

②1回の注文2,100円以上から送料無料
カートにどんどん欲しいものを追加していき、2100円になった時点で送料無料で注文できます。

③90日間返品OK
購入してから90日以内なら、初めの購入確認メールの中に返品の仕方についての案内もされているので、返品したい商品のチェックボックスにチェックを入れて、指示通りに返品手続きをすれば返品できます。

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メルカリでの転売ヤーの例

例えば・・・私が買って良かったと思う「ニンニク絞り器」224円は、メルカリで1300円程度の価格設定で購入されています。(笑)

・・・確かに、このような値段なら「得意分野の確立」+「タイムセールの利用」などの合わせ技で、Temu(テム)はよい仕入れ先になるでしょう。
  

TEMU(テム)の評判や不安な点

先述の通り、日本でのスタートが2023年7月にサービスが提供されたばかりで「新しいサイトだから不安」という声も多くあります。特に「中国系の企業なので個人情報が抜かれている」という噂が絶えませんが、こればかりは立証のしようがありません。日本人の多くが利用しているlineは韓国企業ですし、ペイペイも中国企業ですから、そのように疑いだした場合、生活に使用をきたしてしまいます。

偽物送られてくるという不安もあるでしょうが、そもそもTemu(テム)では有名ブランドの商品を見かけたことがありません

②商品ページと実際に届いた商品の比較写真

例えばこちらの衣類ですが、1,380円程度でしたが広告写真ではしっかりした作りに感じました。

ところが、実際に届いた商品は・・・












・・・なんだかバカボンのパパが着ていそう。(笑)
「よれよれ」「ヘロヘロ」で、まるで「肌着」のような印象でした。しかも、襟の開きも逆。


 


 

靴については、広告写真とは程遠い質感のものばかりでした

実際に届いた商品はこちら・・・












500円でも買いません!(笑)


 

革風の製品については良かった商品が1つもありませんでした

実際に届いた商品はこちら・・・












ツヤもなく、使う前から凸凹していました。(笑)

「衣類」「靴」「革風の製品」については広告写真に比べ、質感がかなり低いものが送られてくると心得るべき
 

「時計」は要注意

転売用に購入した、こちらの648円の腕時計セットでしたが

届いた商品をよく見ると・・・












背景の小さな3つの表示部分は印刷であり時計としての機能はありません。つまり フェイク!
フレームのシルバーの部分も、かなり安っぽいメッキであることが、はっきり分かるクオリティーでした。(笑)


 

こちらも同じ理由で返品・・・
金属製のバンドの腕時計も何本か注文しましたが、概してつくりが甘くバンドが相当ぐらつきます。

このての腕時計は、後ろの小さな針はほぼフェイクと思ってよいでしょう。
 

下の画像の時計(778円)も同じ。












こちらは印刷ではなかったのですが、小さい方の針は3つとも動きません。貼り付けられています。(笑)


 

腕時計のベルトも要注意!

Temu(テム)で注文した腕時計に元々付いていた革風のバンドは、いかにも安っぽい「ビニール製」といった印象を得るものばかりでした。そこで、金属製に付け替えようと思い、金属製のバンド(1つ550円)を注文してみました。

しかし、こちらにも問題がありました

それは・・・

「重すぎる」のです!

・・以前、SEIKOの金属製のバンドの時計をしていましたが、そのバンドの2倍はあろうかと思えるほどの重さで、がっかりでした。「安かろう悪かろう」の典型といえる買い物でした。(~_~;)

Temu(テム)の金属製のバンドの腕時計の場合、概してバンドのクオリティーが悪く、ガタガタです。そのため、バンドだけ別のものに変えて使うのもありかと思いますが「かなり重い場合がある」ことを意識して購入した方が良いでしょう。元々ついているバンドよりは、しっかりした作りであることは確かです。

時計については、バンドのクオリティーがかなり悪い。また複数の針が表示されているもののほとんどはフェイクである。凝った機械式時計の場合、厚さが1センチ近くありデカさに驚かされる。全体的にメッキ部分の作りが雑で、一見して「安物」と分かる。時計全般に言えることですが「買わない方がいい」との結論
 

電気製品の失敗

ネットの広告でしょっちゅう出てきた商品だったので、これと同じものをTEMU(テム)でも売られていることを発見し購入しました。通常の通販会社では約5,000円弱で売られているものをTemu(テム)では1380円で売られていたため、2つ購入しました。

しかし・・・

2つとも2日目に電源を入れても反応しなくなり即返品することにしました。2つともですョ!
※動いている際はそれなりに暖房効果がありました。
 

こちらのポータブル掃除機は「小さすぎて使い物にならず」との判断から返品しました・・・ポータブルというより「ミニミニクリーナー」といった印象の商品で失敗。大きさも一応表記されていますが、現物は想像以上に小く「手のひらサイズ」だったのです。

家電製品については、MADE IN CHINA のクオリティーは向上してきてはいるものの、日本のメーカーが中国で作らせたものより、TEMU(テム)で販売している中国製品の方が質が悪く感じます。家電製品はTEMU(テム)で販売している商品の中では、高額の商品が多いため、より慎重な判断が要求されます
 

③購入する際の注意点

商品レビューは全く信用できないと心得るべき!

例えば、先ほどの「超」のつくほどの「低品質」の靴のレビューでさえ、肯定的なレビューばかりでした。

フェイク時計の商品レビューも、絶賛の内容ばかりでした。

TEMU(テム)でのお買い物については、返品することを前提に商品選びをしましょう
 

④返品の際の注意点と裏情報

返品手続きはとても簡単で、メール連絡の中に返品についての項目があるため、該当商品にチェックをいれて連絡すれば、指定した時間に佐川急便が受け取りに来ます。同時に購入したものであれば、そのうち何個の商品をまとめて返品しても返品1回なら返品送料も無料です。

同時に注文した商品の中から、別に追加返品する場合、550円かかってしまいますので、返品する際はまとめて一回で返品するようにしましょう。

下の画像は、11回の注文の中から、それぞれ返品したい商品を選び、返品した際、受け取り後「佐川急便の施設に届きました」の連絡が届いた際のメールの画面です。

注文した日が異なる商品の返品を行う場合、返品依頼の画面の中に「取りに来るの1回で済ませられるように〇〇日に取りに行く返品と合わせて返品する」といった項目がありますので、そこにチェックを入れれば、複数の返品を一回でまとめて取りに来てもらえます

返品の際は、段ボールや袋など、こちらで用意した袋にまとめて入れれば、そのまま受け取ってもらえます。複数の注文商品をまとめて返品する場合でも、注文ごとに小分けする必要はなく「あなたからのTEMU(テム)への返品」であれば、注文日の違いも気にすることなく、一つの箱などに商品をまとめて入れて佐川急便に渡すだけで返品できます。(注文日ごとに小分けして入れなくてもOKということです。)

商品はすべてバーコードで管理されていますので、できるだけ商品の入っていたバーコードつきの袋に入れて返品するようにしましょう。しかし、バーコードの入った袋をなくしてしまった場合でも返品できます

返品商品を入れた箱などには、こちらで住所の記載などをする必要はありません。受け取りにに来た佐川急便さんが、箱などにラベルを貼りつければそれで届けてもらえます。

まれに、返品が受け付けられないケースがあるようです。試着後の衣類などには返品が許可されるかの判断があるからです。

また、私の経験として、返品理由の選択肢の中から「不要になった」を選んだ場合、払い戻しが拒否されたケースがありました

そのため、できれば返品に際しては、何らかの「文句」をつける内容にした方が良いかもしれません。その場合は「素材に問題があった」などの項目を選んで、コメント欄には「広告で見るより明らかに質が悪かった」などの理由を入れた方がよいでしょう。

TEMU(テム)で売られている商品はTEMU自身が販売しているのではなく、さまざまな業者が販売しているため、販売側の判断で返品が認められないケースがあることも考えられます。

一部の返金だけがされた場合のメールタイトル

しかし、返品が認められなかった場合などは、こちらの「問い合わせコーナー」から、困っていることを相談してみましょう。チャット形式で相談できます。スタートの段階ではロボットですが、数回対話を繰り返していると、担当者がチャットに参加してきます。私の場合、約140の商品を返品いたしましたが、そのうちいくつかは返品のトラブルがありました。

しかし、すべてこのチャットで事情を説明したところ、すんなり返金していただけました。その際「不要になったから」としましたが、実際は「クオリティーが低かったので不要になったのです」と連絡しOKされました

問い合わせコーナー・・・「お問い合わせ」のところをクリックすると「チャット」が開きます。

 
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裏情報・・・

返品経験者だけが知っている「裏情報」です。それは、返品する商品の合計金額が安い場合、返品依頼をすると・・・

なんと!

「返金いたしますが商品の返品は不要です。その商品は知人にプレゼントするなりご自分で処分されてください。」・・・というメッセージが表示されるケースがあるのです。

つまり、返品作業の方が高くつくため「お金は返すが、商品は返品しなくてよい。」となるケースが多いというわけです。(経験的には1回の返品でおよそ1,600円以下ぐらいではないかと思います。)

また、一部の商品についてのみ返品が要求され、細かい商品については返品不要となるケースもありました。

つまり、返品の希望を出すとタダで商品がもらえることになる場合があるということです。(笑)

 

⑤Temu(テム)の長所と短所

Temuの長所

・私の知る限り、返品対応については、通販業界で最も信頼できるレベルです。そのため実際に商品を見てから購入したいという人には使いやすいサイトだと思います。
・注文から配送の段階などの連絡が細やかである。
・配達予定期間より遅れる場合は少し値引きされるなどのサービスがあり評価できる。
・アイデア商品や、それほど質に拘らなくてよい日用品などの購入先といては知っておいてよい販売サイトである。
・転売ヤーにとっては、得意分野を開拓すれば、有益な仕入れ先になることもある。

Temuの短所

・広告写真のクオリティーとは、程遠い「低品質」の商品が送られてくるケースが多いので注意が必要。
・購入者のレビューがまったくあてにならない。
・梱包が雑すぎて、日本の通販会社を基準に考えると驚くことになる。
 

総括すれば、TEMU(テム)は、販売システムについては「画期的」といえるほど先進的であるが、送られてくる商品については広告写真とは程遠い低品質なものが多い販売サイトである。・・・ということ。

 

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