「迷い犬」や「捨て猫」の対処法!拾う前の注意点

今は子供よりもペットの方が多い
と言われている日本ですが

個人的見解では・・・

「動物に縁がある人」と「全くない人」の
 二極化している気もします。

スポンサーリンク

我が家は断然猫派なのですが、時々迷い犬に縁があります。

妻の実家でも先月は怪我した「野良ハト」を保護しつい何日か前「迷いチワワ」を保護したそうです。

( 結果現在、犬4匹、猫16匹、ハト1羽を飼育中・・・)
  

迷い犬迷い猫捨て犬捨て猫・・・

nomi
 

出会ってしまうのは仕方がない・・・;

連れて帰るわけにもいかない

飼いきれなくなって捨てられてしまうのか?
迷ったのか?

姿を見てしまったら、優しい人ならほ
おっておけないでしょう。

そんな時どう対処すれば良いのか
実体験も踏まえて検討します。

「迷い犬」や「捨て猫」保護できる場合

保護できる場合も自宅の環境が整っているか?
保護する動物が攻撃などして危険じゃないかどうか?

・・・これらを考えましょう。

犬や猫でも、まだ子犬・子猫の段階なら扱いは楽です。

部屋のスペースも差ほど広くなくても大丈夫でしょう。

ですが、けっこう大人な犬や猫なら
万が一のために隔離できるスペースもあった方が良いでしょう。

理由・・・

ノミ・ダニ・猫エイズなど病気を持っているかもしれない。1匹にしておいた方が精神的に落ち着ける場合もあるからです。

まして連れてきて早々に自室の布団やソファーなど布製品に近づけるのは自殺行為です(ノミがうつるかも)

助けてあげることは考えても、自分の健康管理も意識しないと最後まで面倒見れませんので、健康状態の確認ができるまでは一定の距離を保つことも必要です。

家に連れて帰る準備とは?

キャリーや洗濯ネットなど、犬猫を入れられるもの
革手袋
汚れてもいいシーツや毛布

 
ひっかかれる恐れがあるので
手袋をして十分注意してください。

特に犬の場合は噛まれる危険がありますので、
決して無理はしないことです。

inu

「迷い犬」や「捨て猫」を保護した後は?

【必要なものと何からするか?】

・ケージやダンボール
・毛布や湯たんぽ
・トイレまたは代用シーツなど

 
冬など体が冷えているので、体を温めてあげましょう。
(毛布・湯たんぽ・暖房など)
体が温まれば元気が出て少し食欲も出ます。

できたら犬猫専用の餌が良いですが、なければ

犬・・・赤味(牛、豚)・鶏肉や玉子、魚、おかゆでもOKです。
猫・・・鶏肉、赤味(牛、豚)、加熱した卵、魚など

 
美味しいニオイを感じられるように温めると食欲もわきます。

あげてはいけないモノ(共通)

・・・鶏肉の骨、人間の牛乳、ネギ類
   たこ、イカ、エビ、貝類

【健康状態】

弱っているようなら、早めに動物病院へ連れて行きましょう。

ノミや寄生虫除去もできますし、犬猫の扱い方や
自分で飼う飼わないにしろ、獣医さんも相談に乗ってくれます。

【元の飼主を探す】

迷っている場合は血統書付きの犬猫なら
我が家の例だと4,5日で飼主が見つかりました。

いづれも犬ですが、みな血統書付きの犬です。
警察に届けたのですが

「血統書付きの犬だと飼主も探している」

そうで飼主も名乗り出ます。

【飼主が探しそうな各所へ連絡する】

mendan

 
動物病院

動物病院でも迷い犬や猫、飼えないペットの
貰い手などのビラを貼らせてもらえたりします。

有料の所もあるので相談

動物愛護団体・ボランティア

やはり好きで活動されているので
親身に相談に乗ってくれます。

「拾ったけどうちで保護できない」場合
団体の人に余裕があれば委託できる事もあります。
 

SNSで呼びかけ

まずはSNSなどのサービスも利用して
告知することが大切です。

明らかに捨て犬・捨て猫で貰い手を探しているなら
可愛い写真をUPすればかなり有効です。

警察

遺失物の届出として拾い主の署名連絡先
を届け出ることになります。

遺失物ですから、拾い主もしくは
管轄警察署で1週間保護

落とし主「飼主」が現れない場合は
動物保護センター(保健所)行きです。

捨て犬・捨て猫で明らかに飼主が出ないと
結果愛護センターでの殺処分になります。

が、それがどうしても嫌という場合は
自分で貰い手を見つけるか、飼うしかありません。

その場合も拾った日から半年間は
「拾い主」扱いとなり欲しい希望者が現れても
譲渡は原則禁止です。

また私の住む東京では
愛護団体(犬)の方いわく

「かなり殺処分も減らしている」 そうで

処分されるのは重篤な病気・加齢など
「寿命が短そうなもの」とは言っていました。

事故や病気などで体に障害のある犬も
愛護団体の譲渡会では

「そういう子の方が希望者が必ずいます」

・・・とのことです。

スポンサーリンク

「迷い犬」や「捨て猫」を自宅で保護できない場合

すごく気になるけど、うちにもペットがいる
時間がない、動物アレルギーだ
今にも噛みつきそうだなどなど状況は色々です。

そんなとき警察に連絡をすると・・・

通報者の氏名、住所、連絡先
発見場所、時間
動物の情報(種類、色、大きさ、性別、気性など)
その他(怪我の有無など)

「どんな動物か?」で私のケースでは
若いおまわりさんが
ロープ片手に4人来てくれました。

警察でのその後の事が気になるならやはり
「落とし主が現れたら必ず連絡ください」と伝えると
警察も電話をくれます。

殺処分など回避したいならその間に対策を練りましょう。

「迷い犬」や「捨て猫」を自分で飼う場合

自分で飼えると判断したのであれば、
本格的に飼う準備をします。

動物を飼うのが初めてであれば、
まずは健康状態を万全にするために
獣医さんとまめに連絡を取りましょう。

また増えすぎて捨てるケースが多いのは事実です。

ワクチン接種も必要ですが不妊・去勢手術は
長生きのコツでもあることを心得ましょう。

犬猫の飼い方はたくさん情報があるので割愛しますが
ペットも感情の生き物です。

気に入らなければ、粗相もしますし、いたずらもします。

何かやられてしまった場合

「原因は何だろう?」

・・と考え、理由を考えるようにした方が良さそうです。

自分で飼う・飼わないにしても

行動すれば結構何とかなります。

「見なかった事」にして気に病むより
勇気をもって行動すれば、拾った動物たちが
あなたに愛情と自信をくれます。


 助ける際には責任が伴うことも思い出す。

関連記事と広告

 

このページの先頭へ