おせち料理で通販詐欺にあわない対策と予防法
新年早々から「詐欺にあった!」なんてことになったら、その一年が暗~くなってしまいますね。そこで今回はお正月にありがちなおせち料理で通販詐欺にあわない秘訣をまとめてみました。
通販詐欺にあわない秘訣
まず、通販で何かを購入する場合、次の点をチェックしてみることが大切です。
サイトに不審な点がないか隅々までチェックする
⇒通販サイトのURLに着目しよう
評判を確認する
⇒会社名や口コミをネット検索
なるべく大手通販サイトを使う
⇒会社概要を必ず確認しよう
「安い」「お得」につられない
⇒値引き率が高すぎる
以下、具体例などをまじえ解説いたします。
大手通販会社を選ぼう
ネット上にはさまざまな大手通販サイトがありますが、そのようなサイトで購入すると詐欺にあう可能性はグッと低くなります。逆に言えば、ネットで「おせち」などと検索し、偶然たどり着いたサイトに詐欺サイトが多い場合が多々あります。あなたが日頃ネットで買い物しているサイトで買うのが安心かもしれませんね。
心配な場合は、そのサイト内の会社名を検索して口コミや評価を調べる手間を惜しまないでください。詐欺サイトだと、必ず評価が低い口コミがあります。
検索キーワードとして「会社名 口コミ」または「会社名 評判」を使い、ネット検索してみてください。
この手間をかけるだけで「買わなくてよかった~」となることが多いのです。ぜひ
会社概要を必ず確認しよう
とは言っても、大手通販サイトの中にも詐欺まがいの会社は紛れ込んでいるもの。そのような会社を見分けるには、まず会社概要を確認するようにしましょう。
ネット通販では必ず、会社名、所在地、電話番号、責任者を表記するよう義務付けられています。それらが一つ欠けているだけでも、やめるべきです。
また、責任者の名前が外国人などになっている場合も要注意。「お金を振り込んだものの、商品が届かない・・・」という詐欺に多いのが、外国人名義の場合だそうです。
そのような場合は、サイトの日本語表記が不自然なことも多いです。たとえば「漢字」が日本では使われていない「中国で使用されている漢字」のような文字が使用されている場合は要注意です。海外の詐欺サイトである可能性大です。サイトの内容を隅々までチェックしましょう。
通販サイトのメールアドレスに着目しよう
会社のメールアドレスがフリーメールになっている場合も注意が必要です。
「gmail.com」や「yahoo.com」などがそれにあたります。
昨今は一般企業でもGmailを使用する会社が多くなってきましたが、しかし通販会社がGmailなどのフリーメールを使っているというのは通常考えられないことなので、もしその会社のメールアドレスがフリーメールだった場合は詐欺サイトだと思った方がよいでしょう。
また、詐欺通販サイトというのは、一般的に作りが雑な物が多いです。詐欺師達は人を騙すのに忙しいので、丁寧にサイトを作っていられないということでしょう。
そんな詐欺サイトを見分けるために、まずはサイトのURLに着目してみましょう。
「http://~」「https://~」などで始まる、ページの上部にある部分です。
きちんとした通販サイトなら、通信を暗号化してセキュリティを強化するために「https://~」となっているはずです。また、南京錠マークが必ず付いています。これはサイトの安全性をアピールする意味もあるので、大手の企業であれば当然やっている内容です。これが見当たらないだけでも「これ、詐欺サイトかも・・・」と疑ってみる価値はありますよ。
値引き率が高すぎる
「期間限定50%off」のキャッチコピーなど、安すぎる商品を取り扱うサイトは注意が必要です。「品物は届いたけど、写真と違う・・・」というトラブルに合う可能性が大ですよ。
動画で紹介した、お節料理の「スカスカお節」事件が有名。「すごい!お得!」と飛びつく気持ちもわかりますが、安くなるには、それだけの理由があるということです。一見お得なサイトを見つけた場合は、「本当に大丈夫かしら・・・」とまずは疑ってみましょう。