ニンジンの食べ方!苦手克服レシピは?ニンジン嫌いのあなたへ

苦手食材の克服・・・ ニンジン

【特集】・・ ニンジンが苦手な理由とそれに打ち勝つ方法

ニンジン

個人的にはにんじんのビジュアルは
「ウサギも好きだしオレンジ色でかわいい」

とは思うのですが・・・

ニンジン嫌いな人は実に多い。

特に子どもに嫌われる代表のような野菜ですね。

そんなニンジンですが、すごいパワーの持ち主なのです。

薬効として知られるのは・・・

風邪の予防 血圧効果 視力回復 乾燥肌 
貧血 冷え症 便秘 美肌 むくみ・・・

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【もくじ】・・・・・
ニンジン嫌いの理由
好きになれるカモ?美味しいにんじんの選び方
「にんじん嫌い」を直す知恵・切り方
ニンジンと相性のよい食材
レシピ集

ニンジン嫌いの理由

とは言うものの

嫌いな人にはやはり悪評で・・・

「野菜なのに甘くてイヤだ」
「煮たら変なやわらかさ」
「土臭い」
「色や形が嫌だ」

・・というご意見があります。

「にんじん嫌い」の理由は 【食感、見た目、匂い】

この3つに分けられますが、甘さという味そのものを否定され
克服難易度の高い野菜です。

あなたが、どうしてニンジンが嫌いなのか?

理由をはっきりさせることで、その問題を解決できる、
ニンジンの種類や調理法の知識も入りやすくなります。

好きになれるカモ?美味しいにんじんの選び方

「にんじん」の品種

普段、お店などでそんなに色んな品種の「にんじん」を
見かける機会は少ないのではないでしょうか? 

実は人参にはアジア型とヨーロッパ型に分けられます。

人参には、西洋種と東洋種があり、
ふつう出回っているのは西洋種のほうです。

夏~秋に収穫の「寒冷地型」と、
秋~冬に収穫の「暖地型」に分類されます。

鮮やかなオレンジ色の「西洋種」・・・主流

赤みがかったオレンジ色の「東洋種」・・・
おせち料理などに使われ、暮れにわずかに出回る。

ninjin
東洋種の京人参


三寸にんじん・・

早生(わせ)品種で、長さ10cmほどの円すい形をしています。
可愛い感じのニンジン

五寸にんじん・・

私たちがいつも食べている根の先が丸くて
詰まっていて太めで使いやすく一般的な西洋種。

産地を変えて一年中出回っています。オレンジ色で
甘みも強く、カロチンも豊富。

金時にんじん(京にんじん)・・

おせち料理によく使われ赤みが
かった色をしています。長さ30cm前後と中くらいです。
軟らかくて甘みも強く特有の匂いが少ない

ミニキャロット・・

長さ10cm足らずのミニにんじん。
やわらかく甘みがあり、サラダ用として人気。

島にんじん(琉球にんじん)・・

沖縄の在来種で「チデークニ」。
ごぼうのように細長く、黄色い色で30~40cmの細長い形
甘みも十分で煮物や炒め物に最適です。

葉にんじん・・

主に関西で出回る、にんじんの若い葉。おひたしや
和え物のほか、薬味としても使います。

紫色のにんじん・・

目の健康によいとされるアントシアニンを
含んでいる果皮が紫で中がオレンジいろの
「パープルスティック」。

果肉も紫色で中心部だけ黄~オレンジになる
「パープルパープル」。
甘みが強く、油との相性も良く、炒めるとさらに甘みがアップ。

黄にんじん(金美にんじん)・・

黄色いにんじんは何種類かあるが
代表的なのが金美(きんび)にんじん。

鮮やかなレモンイエローで、肉質がやわらかく、甘みが強い。
臭さが少なく、生のままサラダに向いています。

白にんじん(スノステック)・・臭い、クセがなく甘みが強い。

フルーツとも相性がよい。にんじんが苦手な人でも食べられることが多い。

以上、種類はいろいろありますがやはり一般的なのは
西洋種のいつも見かけるにんじんです。

良いにんじんの選び方とは・・・

1、皮の色が鮮やかでツヤがある

首の部分に青みや黒ずみのない。五寸にんじん(西洋系)は、皮の色が鮮やかでツヤがあり茎に近い部分まで赤みがあるものを選びましょう。

2、茎の付け根が細いもの

茎の付け根が細いものは、芯も細いので、味がよい証拠です。

3、金時にんじんは全体的にデコボコのないもの

※先端が割れているようなものも避ける

4、ヒゲの無いものを選ぶ!

ヒゲが多く出ているものは食べごろを逸脱しているので避けるべきだろう。

5、袋詰めで売られているにんじんは、袋に水滴のようなものが
付いていないか?
確認しよう。

水分が放出されすぎているにんじんは味が悪い場合が多い。

ちなみに・・・「薬用にんじん」の品種

漢方に利用される朝鮮人参などオタネニンジンと呼ばれるものはウコギ科の植物で、「食用にんじん」とは全く別のものです。

高麗人参(朝鮮人参)

高麗人参と朝鮮人参はほぼ同じものと考えていいでしょう。
(一般人が手に入れられるのは主に韓国産や日本産の高麗人参)

竹節人参

北は北海道、南は沖縄まで全国各地に自生しています。
一般に「薬用にんじん」と言われる朝鮮人参などとは多少効能も違うが代用品として重宝していました。

田七人参(三七人参・田三七)

ウコギ科の植物で止血剤、鎮痛剤、最近はコレステロールを下げたり、ガン予防の効果があるとして注目)

「にんじん嫌い」を直す知恵・切り方

「にんじん嫌い」を直す方法

調理法を分ける!

これが一番重要なポイントのように思います。

食感・柔らかさが苦手なら・・・

生の人参を使って「サラダ」にしてみてはいかがでしょう?

生だとシャキシャキ感が際立ちます!柑橘系の果物を添えるといいですよ。
みかん、オレンジ、はっさく、デコポンなどがよく合います。

見た目が嫌な人には・・・

「好きなものと一緒に」料理の中に隠してしまう。

すりおろして、カレーの中にに、またはすごく細かく刻んで
オムライスやハンバーグに入れます。


とにかく、パッと見たときに視界に入らないようにすることが肝心ですよ。

匂いが嫌な人には・・・

他の調味料、素材で目立たなくする料理を作る。

「硬いにんじん」は切り方によって食べやすく、味も色々と変化します。

サイコロ形や、粗くみじん切りにした「にんじん」は、
ゆでても簡単には軟らかくなりません。

「舌でつぶせるような硬さ」にしたい場合~大きいまま
茹でてある程度軟らかくしてから小さく切る。


千切り・・

長さ4~5cmに切ったものを、さらに細く切ります。

繊維を切るようにすると軟らかく仕上がるので、胃腸が弱い人も安心して食べられます。

みじん切り・・

千切りしたものに包丁を直角に入れて、さらに細かく切ります。
細かくすればするほど味も匂いも気にならなくなります。

輪切り・・

切り口が丸くなる食材向きです。

包丁を直角に入れて、なるべく同じ厚さに切ると
煮物や炒め物のとき、味が均等に入る
    
斜め切り・・

人参などの細長い食材を斜めに切ります。
見た目の形もキレイなので飾りつけにも便利ですよ。

乱切り・・

手前に回しながら、斜めに包丁を入れていきます。

形はバラバラですが、よく味が染みることから煮物などに
適しています。

ささがき・・

カッターで鉛筆を削るようにして、薄く削ぎ落としていきます。

さいの目切り・・

厚さ1~2cmに切ったものを横にして同じ厚さで切り、
サイコロのような形。和え物やサラダによく使いますね。

色紙切り・・

人参などの筒状の食材のまわりの丸みを切り落とし、
一度四角くしたあとで薄く切る方法です。

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ニンジンと相性の良い食材

にんじんのβ-カロテンは、免疫機能を高め体内で
必要な分だけビタミンAに変わります。

ビタミンA は・・・

目や皮膚、粘膜の健康を保ち、風邪などの感染症への抵抗力UP

油との相性がよいので、炒め物や揚げ物、グラッセ、ドレッシングをかけた
サラダにしたり、肉や魚、ナッツ類と組み合わせると、
より効率よくとることができます。

にんじんとあわせて美味しい!~相性の良い食材

肉類と「にんじん」は、どんな料理を作るにしてもよく合います。

・豚肉・・・

豚肉は和食、洋食、中華とジャンルを問わず、様々な料理に使われます。

ハムやソーセージなどの豚肉の加工品があることもメニューが
豊富な理由の一つかもしれませんね。

炒め物や肉じゃがに代表される煮物、中華料理の定番・酢豚など色々あります。

ゆでてみるなど調理法次第で、いくらでも脂を落としてサッパリ
食べることができるんですよ。

・牛肉・・・

ビーフシチューや炒め物、ビビンバやチャプチェ、プルコギなどの韓国料理
ゴマ油や醤油などを使って濃いめの味付け香りとともに

・鶏肉・・・

チキンカレーやシチュー、炊き込みご飯、参鶏湯(サムゲタン)、
中華スープなど煮込み料理、お弁当のおかずにもいいかもしれません。

にんじんとチキンステーキのヨーグルトサラダ
ヨーグルトドレッシングで、さっぱりとした味わいに。

・羊肉・・・

ジンギスカン。イギリスの家庭料理ローストラム、アイルランドのアイリッシュ・
シチューなど、羊肉を使った料理は国際色豊かです。

・鴨肉・・・

和食で代表的なものでは石川県の郷土料理・鴨の治部煮や鍋物に使われることもあります。
また、鴨肉にはニンジンをソースにしてかけるとさっぱり食べれますよ。

羊肉同様、ダイエット中の人にもおすすめです!

魚介類・鮭・・魚介類の風味でごまかす

・鮭・・・

鍋、春巻きやクリーム煮、ちらし寿司、ニンジンを付け合わせにして
シンプルにホイル焼き鍋やクリーム煮また、鮭缶は骨ごと食べれるので
活用できるでしょう。
    
・あじ・・・

あんかけ、トマトソース、マリネ
 
・ホタテ・・・

ホタテの旨みがニンジン特有の匂いをマイルドにしてくれます。
おひたしや煮物、あんかけ、シチュー、スープ。

カレーライスに入れるのもおすすめです!

・しじみ・・・

味噌汁やクラムチャウダー、しじみご飯、パスタなどちょっと地味なものが多いですよね。
       
・イカ・・・

人参とイカで「イカにんじん」これは松前漬けにも似ています
パスタや煮物、サラダ、炒め物、さらにはキムチやチヂミなどの
韓国料理でも頻繁に使われます。

      

その他

セロリ・・・

セロリのさわやかな風味&にんじんの甘み
にんじんとセロリのハーブ炒め。

ローズマリーが野菜のおいしさを引き出します。

ナッツ類・・・

にんじんの甘みにナッツのコクがプラス。

にんじんに含まれる脂溶性ビタミンのβ-カロテンは、
ナッツに含まれるあぶらで吸収が高まります。

にんじんと松の実のピラフ
松の実のコリコリとした食感がアクセントです。

キャベツ・・・

ほっとするやさしい味に。キャベツとにんじんのザーサイあえ
ザーサイの風味や歯ごたえは、和え物にもぴったりです。

フルーツ・・おかずにもなる果物との組み合わせ

・りんご・・・

ニンジンとりんごは定番の組み合わせです。フレッシュ・ジュースとかスムージー、
シェイクなどの飲み物、特にりんごはニンジンと合わせやすいのでゼリーやジャム、
ポタージュにも使われます。

・柿・・・

白和え、なます、ソース比較的甘い柿はニンジン臭さを和らげてくれる
     
・みかん(オレンジ)・・・

人参とみかんのジュースやゼリー
 
・パイナップル・・・

ウスターソースの材料になったり、ケーキを作る際にも使われます。
酢豚がありましたね。パイナップルもニンジンの匂いを
マイルドにしてくれます。
          
・キウイ・・・

サラダや白和え、デザート類、また肉料理の付け合わせとかソース

レシピ集

以下に、ニンジンが食べやすい料理のレシピ
5つご紹介いたします。

食わず嫌いさんに「野菜スティック」

ニンジン嫌いでも、生の野菜スティックなら大丈夫っていう人結構多いですよ。

キュウリ、セロリなんかも同じような太さのスティックに切って
マヨネーズ、クリームチーズ、明太クリームチーズ、バーニャカウダ―などで
おやつにもいいと思うのですが。

食感が嫌いさんに「にんじんのフリッター」

にんじんの柔らかさが嫌いと言う人に
「外はカリカリ中は柔らか」のトリュフ的フリッターはいかがでしょうか?

材料

にんじん
薄力粉大さじ7
片栗粉小さじ2
ベーキングパウダー小さじ1
塩小さじ1/3
胡椒少々
サラダ油小さじ1
水大さじ5

1、全ての材料をボウルに入れて混ぜる。
2、にんじんは早く揚がる様、薄めの短冊切り
3、にんじんにつけてカラリと揚げる。

想像以上に外はサクサク、中はやわらかのコンビネーションがおいしいです。

甘さと臭いが気になる人に「生姜と人参のピリッとサラダ」

ピリッと生姜風味!人参の甘さとレモンの酸味でさわやかでダイエットの代謝UP効果も

材料

人参中1本
生姜2片
塩小さじ1/4

ドレッシング

蜂蜜大さじ2
レモン汁大さじ1(レモン1/2個分)
オリーブオイル大さじ1

1、人参と生姜は出来るだけ細い千切りにします。
2、塩をふって軽くかき混ぜ、5分置きます。少ししんなりします。
 (人参の甘さが引き出せます)
 3、ドレッシングの材料を軽く混ぜ合わせて加えラップをしてレンジで1分加熱
  そのままレンジの中で5分放置でなじませる
4、レーズンをプラスすればおやつ度UP!
5、アンチエイジング効果を狙うなら、クルミをプラス!

人参のカロテンは油と一緒になると体に吸収されやすくなる最強の組み合わせ!
人参臭さはありません。

においと味対策「ぷちぷちたらこにんじん」

簡単!お弁当・酒のつまみに

材料 (2~3人分)

人参大1本
たらこ大1腹
みりん小さじ1
醤油少々
ごま油小さじ2

1、人参は千切り
 たらこは皮を除いてほぐしておきます。
2、小鍋にごま油をひいて人参を炒めます。
 みりんを入れて更に炒めます。
3、お好みの硬さまで人参がやわらかくなったら、たらこを入れて炒めます。
4、たらこの色が変わったら、香り付けの醤油少々を振り入れてできあがり

甘さが気になる人に「ツナにんじんのカレー風味サンドイッチ」

「カレーパウダー」でかなり人参の味が消えます。

材料

ツナ缶
生のすりおろした人参(ツナと同量ぐらい入れても大丈夫)
マヨネーズ
カレーパウダー

切ってあえるだけ!
あるいは細切りにして茹でた人参をマヨネーズとカレーパウダーサラダにしても。(塩、コショウはお好みで)


ニンジンのイメージを変えるような料理法を研究する

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