「パーフェクトブルー」あらすじ詳細
今回は、世界的にも評価の高いアニメ「パーフェクトブルー」の、あらすじ解説です。ネタバレありですので、ご注意ください。
あらすじについては・・・
①オリジナル解説版
②Wikipediaを引用版
・・の2パターンを掲載いたしました。
読むのが大変というかたは、下記の動画で概要をどうぞ!
「パーフェクトブルー」あらすじ①オリジナル解説版
舞台は90年代半ばインターネット草創期の東京
主人公の霧越未麻はアイドルグループCHAMのリーダーを務めていた
チャムはデパートの屋上主戦場をする B 級アイドルである
オリコンチャートには一度も入ったことがない
しかしマネージャーの日高ルミはそんなチャムおかげで見守りながら一生懸命サポート
してきた
なぜなら自身も昔開かルミという名前でアイドル活動をしていたからだ
ルミはマネージャーをしながらリーダーのみマニアイドル時代の自分を重ね合わせていたのだ
しかしそんなある日突然事務所の社長が思い切った方針を打ち出した
なんと美馬をアイドルから卒業させて女優に転身させるというのだ
早くではあるがテレビドラマ出演の話が舞い込んだこと
21歳の未麻はすでにアイドルの ピークを好いていることなどが理由である
しかしアイドルとしの未麻が失われるということは
ルミ自身のアイデンティティーが失われることを意味する
ルミはせめて歌手と女優の兼業にしてほしいと食い下がるが社長は聞く耳を持とうとしない
兼業で務まるほど女優業は甘くないからだ
ゴールデンウィークのイベント最終日、
未麻はファンに対し今日限りでCHAMを卒業すると宣言した
会場からは卒業を惜しむ声が聞こえると同時に、女優での活躍を願う声が聞こえてきた。
しかし一人だけ納得していない男がいた警備員の内田である
彼は信じられないといった表情でみまを3つ
寝ている今は部屋に戻ると気持ちを切り替えるため壁のポスターを剥がした
すると突然ピーという音が鳴り一通の fax が送られてくる
紙には「裏切り者」と書かれていた言い知れぬ恐怖を感じた未麻だったが
それはほんの始まりに過ぎなかった翌日から本格的な女優活動が葉
しまった二重人格を題材としたテレビドラマ「ダブルバインド」の撮影である
チャム時代のファンからだろうか早速テレビ局宛に一通のファンレターが届いていた
事務所の社長がいつものようにファンレターを開けた次の瞬間
大きな爆発音がスタジオに鳴り響いた
なんと手紙に爆弾が仕掛けられていたのである
手紙の内容は警告文だったさらにネット上で話題になっている
美馬の部屋という web サイトの存在を知った彼女は内容があまりにも具体的であったため
気持ち悪さを感じる4月15日に振りを間違い歌詞を忘れたこと
電車や風呂は右足から入ること、牛乳はやっぱり牛印ブランドに限ることなどだ
翌日昨夜放送されたドラマを見たルミは社長に食ってかかった
セリフがたったの一言しかなく映像も3カットしかなかったからだ
ドラマ自体も世間では評判が悪かった
型にはまったありきたりのサイコホラーだからだ
美人の精神科医がイケメンの刑事と一緒に事件を解決する例のやつである
一方それとは対照的にデュオで活動している
新生CHAMは好調だったニューシングルが初めてオリコンチャートにランクインジ
さらに冠ラジオ番組を持つまでになったのだ
それに比べ今の第8話の台本はストリップ劇場で暴行される女というものである
あまりの違いにうまく現実を受け入れられない未麻はその頃から頻繁に幻覚を見るようになった
さらにそれと同時にある男の視線を感じるようになる
翌日、シーン48、引きずり降ろされる支配人の撮影が始まる
撮影現場は大いに盛り上がるが組にとっては苦痛でしかなかった
自分の分身である未麻が欲望に満ちた男たちに散々汚されたあげく
数週間後には全国ネットで晒されるのだ、これ以上の屈辱はない。
とうとう耐えられなくなった海は立ち上がり
撮影現場を後にしたずっと無理な体勢で撮影を続けていた美馬は朦朧としながらもう
二度とあの光の中には戻れないのだと確信する
撮影が終わり、放心状態で部屋に戻った未麻は熱帯魚が死んでいることに気づいた
さらに web サイト未麻の部屋は何者かによって日々更新されている
新生CHAMの成功、汚れていく自分、ストーカーの影
ネット上のバーチャル未麻など複数のプレッシャーに耐えられ
亡くなった美馬の精神は頭と崩壊してしまった
さらにその数実後、未麻に汚れ役を与えたダブルバインドが
脚本家が何者かによって惨殺されたというニュースが飛び込む
あのストーカーの仕業だろうか庭の脳裏に例の男の姿がよぎる
現場は動揺したが放送スケジュールは決まっており撮影を延期
するわけにはいかない次々と撮影をこなす未麻だが
彼女はすでに夢と現実と虚構の区別がついていない
彼女は自分の部屋で時々アイドルの美馬の幻覚を見るとルミに正直に打ち明けた。
しかしなぜか幻想が実体化するなんてありえないと主演女優の
演技が始まっているのだ
当然未麻は変なことを口走ってしまいNGを連発する
さらに撮影現場には例のストーカーがおりこっちをじっと見ているかと思えば急に目が覚め
それらが全て夢であったことを知るするとすかさず
玄関のチャイムが鳴り組が訪ねてきた久しぶりだね
文ちゃんと言うと「何言ってるの昨日も来たじゃない」とルミが返す
未麻は無意識のうちにカップを割ってしまいその拍子に
手を切ったしかしその家が本物の家なのか夢の中後7日三間には区別がつかない
再び目覚めるとすでに外が明るくなっていた
すると気がついたと後ろから女性の声がする
なぜか主演女優の落合恵利が部屋にいた。
彼女は「自分が誰だか分かる」と優しく三間に尋ねる
「私は霧越未麻、女優です」と未麻は答えた
「完全に自分を新人女優、霧越未麻だと思ってますね」と刑事が呟く
解離性同一性障害、つまり多重人格
「トップモデルの姉を殺し、姉になり変わることでしか彼女は救われなかった」
と落合恵利がセリフを言い終えると
「そう私はモデルよ」と未麻演じる高倉陽子が鏡に映る自分につぶやく
すると監督の掛け声により撮影が終了した
未麻は相変わらず夢と現実と虚構の区別がついていない
その日ドラマ「ダブルバインド」の撮影は全て終了し
クランクアップを迎えた序盤は不調だったダブルバインドだったが
脚本家の謎の死や、未麻の体当たりの演技もあり
中盤以降は一貫して高視聴率を叩き出していた
番組のプロデューサーも女優としての未麻を絶賛している
おそらく次からも声がかかるだろう控室に戻ると中ボーっとしていた未麻は
廊下で落合恵利とぶつかってしまう
「麻宮先生」・・未麻はつい役の名前を口走る
落合恵利は笑いながら「もう撮影は終わったのよ早く夢から覚めなさい」と言いその場を後にした。
一方ルミは社長から未麻の次の仕事内容を聞かされて愕然とする。
なんと官能系のビデオ映画の主役が決まったというのだ。
もう我慢できないこれ以上未麻を汚されてたまるか
ルミは人仕事を終えると
未麻を車で送るため控室に顔を出した
未麻は撮影から解放された安堵感と仕事の疲れから助手席で静かに眠っている
目を覚ますとそこは既に自分の部屋だった
「ルミちゃんが片付けたのだろうか?いつもより部屋が綺麗な気がする」
今は明日の予定を確認するため社長に電話した
しかし、社長はななかなか電話に出ない
何気なく水槽に視線を落とした未麻は驚愕する
なんと死んだはずの熱帯魚が元気に泳いでいるのだ
さらに視線を移すと剥がしたはずのポスターが綺麗に貼られている
何かがおかしいカーテンを開けた未麻はここが自分の部屋ではないことに気づく
外の景色が全く違うからだすると背後にルミが立っていた
彼女は派手な衣装をまとっている
「未麻は二人もいらないわ」
そう呟くとルミは隠していたアイスピックで未麻に襲いかかった
左肩を刺された未麻は海を突き飛ばし窓から外に逃げる
未麻は逃げながら今までの不可解な出来事がすべてルミの仕業であることを悟った。
強迫的なFAX、死んだ熱帯魚、爆発した手紙
着品かの謎の死、日々更新されるウェブサイト
二人はもみ合いになり組のミックが外れる慌ててウイークを披露とした次の瞬間
ショーウィンドウの破片がルミの腹部に突き刺さる
痛みのあまり彼女は道路に飛び出す
するとトラックがすごい勢いで近づいてきた海はトラックのヘッドライト
ステージのスポットライトだと思い込んでいる
未麻はとっさにルミに体当たりし間一髪のところでトラックを交わした
数週間が過ぎ、今は精神病院を訪れていたルミの様子を見るためだ
「時々ルミさんに戻る時もあります」と担当医師は経過を伝える
病院を出ると一斉に蝉のな日を得が聞こえてきた
看護婦たちが有名女優の霧越未麻じゃないかと内緒話をしている
未麻はサングラスを外しバックミラー越しに
「私は本物だよ」とつぶやき
この物語の幕が閉じる
Wikipedia「パーフェクトブルー」あらすじ②Wikipediaを引用版
アイドルグループの「CHAM」に所属する霧越未麻(きりごえ みま)は突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。
未麻は事務所の方針に流されつつも、かつてのアイドルからの脱却を目指すと自分を納得させる。初出演のドラマはセリフが一言だけの端役から始まり、続いてレイプシーンを演じることとなる。さらにはヘアヌード写真集のオファーが来るなど、アイドル時代からは考えられなかったような仕事をこなしてゆく未麻。「CHAM」以来のファンたちは未麻の厳しい現状を嘆くが、彼女の女優生活は次第に軌道に乗り始める。
しかし、人気とは裏腹に未麻は現状への不満を募らせ、アイドル時代の自分の幻影さえ見るようになる。レイプシーンやヘアヌードは本当の自分の姿なのか。自分が望んだことなのか。
そんな疑問を抱く中、インターネット上に未麻になりすました何者かが「未麻の部屋」と題するウェブサイトを開設する。その内容は虚実を織り交ぜつつも、まるで未麻本人が書いたかのように詳細を極めていた。未麻はストーカーに監視されていたのだった。
「アイドルとしての未麻」が更新を続けるウェブサイトを見て、未麻は精神的に追い詰められる。また、未麻の事務所に手紙爆弾が送りつけられたり、関係者が次々と殺される事件が発生する。
二重人格を題材としたドラマ『ダブルバインド』の収録を終えた未麻は、打ち上げ会場でストーカーに出くわし、本物の未麻からメールを送られたと告げられる。ストーカーは目の前にいる未麻を偽物だとしてレイプして殺そうとするも、未麻の反撃を受けて気絶する。
未麻が気絶から覚めると、目の前にはだれもおらず、後から来たマネージャーのルミによって車で送ってもらう。自室に戻ってきたと思った未麻だったが、窓から見える景色が異なることに気づく。振り向くと、アイドル時代の未麻の衣装を身にまとったルミが目の前に立っていた。
実は事件の背後にいたのはルミだった。未麻にアイドルだった頃の自分を重ね合わせていたルミは、未麻がアイドルの道からそれることが許せず、アイドルとしての未麻のイメージを汚す者たちに制裁を加えるため、未麻になりすまして内田を利用していた。
未麻への偏執的な思い込みをこじらせた末、ルミはついには自分自身が未麻に成り代わらんとし、未麻を殺すべくアイスピックと傘を手に迫りくる。ルミの魔の手から必死で逃げる未麻。そして彼女を追うルミ。2人は逃走と追跡の末に街へと飛び出していく。しかし、もつれあった拍子にルミのウィッグが外れ、彼女はそれを拾おうとして割れたガラス窓の破片で腹部を突き刺してしまう。
苦しみに耐えかねて車道に飛び出したルミにトラックが迫りくるが、トラックのライトをスポットライトだと思い込みルミは微動だにしようとしない。未麻はとっさに駆け出してルミをかばい、共に重傷を負って病院へと救急搬送される。
その後、無事退院した未麻は女優業を続けて成功を収めつつ、未だに自分を未麻と思い込んだまま入院しているルミを世話していた。
ルミへの見舞いの帰りに乗り込んだ車内、バックミラー越しの笑顔で「私は本物だよ」と未麻が囁くシーンで物語は幕を閉じる。(引用元:Wikipediaより)