赤ちゃんの名前!画数による姓名判断【驚愕の根拠】
評価4.6⭐⭐⭐⭐⭐
赤ちゃんにどんな名前をつけたらよいか??
子供ができた親にとっては嬉しい悩みのはずです。
子供の名前にを考えるにあたっては、できれば
一般にいわれる 縁起の良い画数の名前 をつけたいものです。
とはいうものの・・・
縁起の良い画数とはどういう画数か?また、どのような根拠かなどを、まず知らなければなりません。
まずは・・日本の姓名判断の根拠!
日本で画数占いが盛んになったのは、ごく最近のことで、昭和四年に、時事新報の記者だった熊崎建翁(くまさき・けんおう)氏が雑誌『主婦の友』の付録として『姓名の神秘』をつけたのが切っかけと
されています。
信仰心のようなレベルで信じている人も多い画数占いですが、婦人誌の記者のまとめた「雑誌の付録」が発祥というのは、驚愕の事実ではないでしょうか?
今でいうと・・・
「女性自身」の記者の書いた「おまけ」の本が発祥??
・・・といった感じです。
しかも、漢字の発祥の地である中国では、名前の画数占いはかなりマイナーな占いです。
知らない人の方が多いのだそうです。
日本のように名字が豊富でない中国や韓国では同姓同名が山ほどいるため、画数占いがなりたたないというのが大きな理由です。「同姓同名なのになぜこれほど人生が違うのか?」という例が多く見かけられるため、画数占いなどあてにされないというわけです。
また、韓国には「トルリムチャ(回す字)」という風習があります。これは五行思想に基づくもので、文字には「土・金・水・木・火」の意味があり、その分類にしたがって、代々その順序ごとに名前に使う漢字をそのグループの中から一文字使うという風習です。
最近の韓国では、必ずしもその命名法に従ってはいないようですが、おおよそそのルールは現在でも生きているようです。従って日本のような画数占いをあてはめる事はできにくいというわけです。
画数占いの解釈
画数を考える前に、画数占いの基礎として用いられる「数字の解釈についての根拠」も知っておきましょう。
よく引き合いにだされる、孔子が記したとされる、1から9までの数の解釈です。
孔子が言ったとされる1~9までの意味
二 ・・・混沌未決 分離破壊 (こんとんみけつ ぶんりはかい)
三 ・・・進取如意 増進繁栄 (しんしゅにょい ぞうしんはんえい)
四 ・・・索体凶変 万事休止 (さくたいきょうへん ばんじきゅうし)
五 ・・・福祿長寿 福徳集門 (ふくろくちょうじゅ ふくとくしゅうもん)
六 ・・・安穏余慶 吉人天相 (あんのんよけい きちじんてんそう)
七 ・・・剛毅果断 全般整理 (ごうきかだん ぜんぱんせいり)
八 ・・・意思剛堅 勤勉発展 (いしごうけん きんべんはってん)
九 ・・・興宵凶始 窮之困苦 (きょうしょうきょうし きゅうしこんく)
この解釈を根拠に、数字の吉凶を2分したものが次のような考えです。
一 ・・・吉
二 ・・・凶
三 ・・・吉
四 ・・・凶
五 ・・・吉
六 ・・・吉
七 ・・・吉
八 ・・・吉
九 ・・・凶
このような「数字の解釈」を名前の画数に当てはめ、さらに2ケタ(81まで)に意味付けをして進歩させたものが一般的な画数占いです。
各々の研究家が独自の理論で画数占いを進めているのが現状です。そのため、研究家によって吉凶の解釈も変わります。
例えば「2」の解釈なら「分離破壊」という意味があるため、研究分析を行う職業の人にとっては、職業的に「吉」という解釈の研究家もたくさんいます。
「9」のもつ「興宵凶始 窮之困苦」も、例えば「医者」という職業なら、そのようなことにご縁がある職業としてプラスの解釈もできます。
そのため、姓名判断において、改名のアドバイスを行う際は、職業なども考慮して吉凶のアドバイスをしています。
人の名前ではなく「企業」や「お店」「商品」の名前では、目的に応じて、あえて一般的な「凶数」を使うこともあります。
つまり・・・
人の名前の場合も、どのような道を歩みたいか、または歩ませたいかによって画数の吉凶は変わる。
・・・というスタイルの方が、占いとしては柔軟に対応できるわけです。
「漢字の画数占い」の標準的考え方
漢字の画数を用いた姓名判断の場合、やっかいなのは、旧字体の画数と新字体の画数では、画数が異なる点です。
また、中国で現在用いられている新字体は、中国独自の新字体であり、日本で用いられている、現在の漢字(新字体)とも異なります。
日本で画数を用いた姓名判断を行う研究家の多くは、旧画数を用いた判断を行っているようです。例えば、「渡辺」とう文字は、現在の常用漢字であり新字体の文字になります。
旧字体を用いる占いでは「渡邊」として判断します。
旧字体で占いをする姓名判断においては、例え本人が正式な名前として、新字体の文字を利用していても、旧字体での姓名判断をすることになります。
※「さんずい」は、旧字体での判断においては「水」と捉え「4画」と数えます。そのように、研究家ごとさまざまな判断がされます。
天運(天画)・・・家系的な運勢
地運(地画)・・・おもに青年までの運勢
人運(人画)・・・その人の気質と中年期の運勢
外運(外画)・・・職業など身を置くべき環境
総運(総画)・・・全体としての運と晩年の運勢
※一文字のみの姓や名の場合、姓の場合は上に一をあてがい、名の場合は下に一をあてがい画数を求めるのが日本独特の判断法です。この場合の「一」の文字を「霊数」と呼んでいます。中国にはまったく存在しない考え方です。
総画でいえば、11画、13画、15画、16画、24画、31画、41画、45画、47画は、男女問わず、特に良い画数とされています。
男性ならこれらに加え、21画、23画、32画、33画も良しとされますが、女性にはマイナスに働くとの解釈が多いようです。
漢字を入力すると、自動で姓名判断をしてくれる画数占いサイトもたくさん存在しますが、旧字体・新字体の両方で調べることのできるサイトが便利でしょう。
http://ise.ohuda.com/seimei/seimei.html
根拠はまったくもって「あやしい」。 しかし暗示的効果は期待できる
画数占いが、仮にまったく根拠のないものであっても、世間に、それを気にする人が大勢いることも考慮し、良い画数の名前をつけることはプラスになります。
判断するのは、自分だけでなく周囲の人もその「色眼鏡」を通して人物判断をするためです。
名前をつけるのは本人ではなく、親である場合が多いわけですが、例え親が占いをまったく信じないタイプであったとしても、名前をつけられた当の子供が、占いを信じるタイプであったなら、やはり、縁起の良い画数をつけてあげた方が子供のためといえます。
人間には、決めつけることで安心する性質がある
占いの業界はすべて、それで成り立っているといっても言い過ぎではありません。
安心の反対である、不安とは、「不安定」や「不明確」「不確定」といった「固定化されていない心の状態」です。
人間には自己暗示や他者からの暗示によって、心を固定化し安心したい心理があるのです。
ましてや、自分を表す「名前」に、何らかの肯定的な意味付けができるなら、それは安心して人生を歩むための強力な心の支えになるはずです。
画数占いが、姓(天画)・名(地画)・外画・人画・総画旧画数・新画数など、複雑に構成されているのは、複雑にすることで、それを理解するために「ある程度の時間を費やす」ところに意味があります。
時間を費やした対象を脳は肯定的に受け入る性質があるためです。
いわゆる「占いにはまる」という状態になったタイプは、間違いなく、時間を大量に注ぎ込んだ人です。
赤ちゃんの名前は、その子の一生に影響するものですから一応、暗示的な効果にも配慮をすべです。
過去に、下記のような視点の関連記事を書いていますので、ぜひご参考にしてください。
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