『鼻』芥川龍之介!読書感想文の書き方の例【朗読】つき



つらい夏休みの宿題といえば、読書感想文(><)

そこで今回は、作品選びにおすすめの芥川龍之介の『鼻』を題材に「読書感想文の書き方」をお伝えいたします。

なぜ、芥川龍之介の『鼻』がおすすめかといえば、比較的短い内容であるほか、「全文の朗読版」を無料で聴くことができるからです!

全文もこちらから読めます⇒ 「鼻」芥川龍之介

(全文朗読は約30分です)

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以下に記載した「あらすじ」「アドバイス」を読んだ後、全文朗読を聴けば、かなりスムーズに読書感想文が書けると思います。

あらすじ

高名な僧侶として知られる、主人公の禅智内供(ぜんちないぐ)には、大きな悩みがあった。それは「鼻が異常に長い」といったものである。長さが五六寸といから、15センチ以上もある長い鼻の持ち主なのだ。

誰でも悩んでいても仕方のないはずだが、主人公は「高名な僧侶」である点がこの作品を面白くしている。高名な僧侶といえば、大変な修行を積んでその地位を得た人である。にもかかわらず、この作品の中での主人公は、凡人と同じように「人間臭い悩み」を感じていて、それを悟られないようにしながら生きている。

もちろん、その長い鼻を何とかできないものかと思いながら生きているわけです。鼻を気にしているそぶりを見せることは、高名な僧侶としてのプライドが許さない。しかし、当然ながら周囲の人間は、そういう内供の内心の思いを知っていて、その様子を面白がっている。

見かねた弟子の一人は、師のプライドを傷つけないよう配慮しながら「鼻を短くする方法」を提案する。この方法はみごとに成功し、内供の鼻は「普通の人よりちょっと長い程度」まで回復する。

ところが、本来の内供らしからぬ鼻になったことが、周囲の人を更に刺激することになってしまい、内供はそのことが、これまで以上の悩みとなってしまう。

治療によって短くなった鼻であるが、しばらくすると元のように長い鼻に戻ってしまった。通常であれば、また治療しようとするはずであるが、内供は周囲の好奇の目にさらされることを嫌い、長いままの鼻で暮らすことを良しとした。

・・・このような物語です。

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読書感想文を書く「目的」と「構成」について

読書感想文を書くにあたっては、この作品を読んだことにより、どのような「学び」「発見」を得ることができたかを入れることが大切です。

つまり 「感想文」ではあるものの、単なる感想ではダメで「読書による心の成長」 が感じ取れる内容でなければ評価は低いものになってしまいます。

 。゜(゜´Д`゜)゜。

「ダイエット関連のCM」ではよく、ビフォー・アフターの違いを表現しますが、それと同じように・・・

この本を読んでこうなりました!を採点者に伝える必要(目的)があるということです。

ビフォー・アフター

bunsyou-kousei

読書感想文を書くにあたっては、書き出しから最後部分に至るまでの「書くべきことの順番」を意識することが大切です。つまり「文章を書く順序」を決め、それに当てはめるようにすれば、文章は書きやすくなるのです。

また「文章を書く順序」は、質問形式にしておくと書くべきことを思い浮かべやすくなります。

書くことが思いつかないのは、自分への問い掛けるべきことが分かっていないためです。そのため、文章の展開順の質問リストを用意しておけば、その問いに答えるだけで文章が完成します。後はそれらをつなげるだけでよくなります。

例えば、次の順に自問自答してみれば読みやすい感想文が書けるはずです。


①数ある本の中からなぜこの本を選んだのか?

※この部分の例を紹介した記事があります。
読書感想文の【書き出し】例文!中学生・高校生・大学生

②どのような内容の本だったか?

③読む前に想像していた内容との違いは?

④特に印象に残った点や気になった発言は?

⑤なぜその点が印象に残ったのか?

⑥自分の生活での似たような経験を2つあげれば?

⑦世の中にある似たようなことは?

⑧この本で気づかされたことや反省した点は?

 

もちろん、必ずこの順ですべてを書かなければならないわけではありません。これは文章展開の1つのパターンにすぎませんが、多くの本に応用できる感想文の書き方です。文章の量を増やしたい場合は、④~⑦を複数取り上げてみるとよいでしょう。

このように書きだすパターンをもつことで、考える時間が節約できるという1つの例です。そのため 「③読む前に想像していた内容との違いは?」・・・の問いかけなどは、全体のバランスなどを考え省略してもかまいません。文字数が足らない時などに検討すればよいでしょう。

プロの作家のアドバイスによれば、上手に文章をまとめるコツは、

「たくさん書いてから無くても意味の通じる部分をザクザク削ること」

・・・だといいます。

「本の中のエピソードや発言」を抜き出し、それらの内容と、「あなた」の実生活での経験や習慣とを照らし合わせることで・・・「実生活に役立つ成長」を得たことを印象付けることができます。

ただ、読書によって得られたものは、当然ながら、「健全な方向」でなければなりません。ひねくれた方向でこれからの人生を生きていく決意表明のような内容では、後で先生に呼び出される結果になります。(笑)
 


「問いかけ」を用意すれば感想文は書きやすい

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